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上念司さん、ニュースでの「実質賃金が下がった」の政権批判に騙されるな!

YouTube【DHC】2019/2/13(水) 上念司×ケント・ギルバート×居島一平【虎ノ門ニュース】の解説より

実質賃金の正確な公式は、名目賃金指数÷物価指数

 給料を物価で割ると指数が出る。指数の変化をみて、平均賃金がどういう風に変化したかを
 見るのが、実質賃金。

 これは、手取りの賃金と全く関係が無い。生活実感と一切一致しない。

 景気が良い時に下がるのが、実質賃金。何故、そのような事が起こるのかというと
 景気が良くなると

 例えば、

去年

今年

Aさん :

30万円

31万円(1万円アップ)

Bさん :

30万円

31万円(1万円アップ)

Cさん :

0円(失業中)

17万円(就職できた)

平均賃金:

30万円

26万円

 去年、Aさん・Bさんの賃金は30万円で、Cさんは失業中なので、0でした。
 その失業中のCさんは、統計に入らないので、平均賃金は30万円になる。

 今年、Aさん・Bさんは共にアップして、31万円になり、Cさんは就職出来て、
 17万円もらうようになった。
 全員の収入が増えたのに、平均賃金は26万円となり下がっている。
 これは、ニューカマー効果という。新しい人が統計に入り、平均賃金が下がる。

 全員の収入が増えているにも関わらず、平均賃金が下がっている。
 それを物価で割り戻すが、物価は大して変化しない。
 1%動いたら大変な事で精々、0.5%くらいの差で割り戻しても大したことは無い。

   (中略)

 安倍政権になってから就業者数が増えている。
 団塊の世代が引退したところに就職ができたと言うアホがいるが、就業者数が
 増えているということは、団塊世代が引退して減った分を埋めて、更にそれに加えて
 250万人増えているのが、安倍政権です。

 民主党政権の時は、団塊世代の引退した分も埋め合わせられず、30万人くらい
 減っていた。
 空いた椅子も埋められなかったのが、民主党政権。
 空いた椅子を埋めて余りあるくらい増やしたのが、安倍政権。

 先ほどのCさんのような方が、増えた。

   (中略)

 アベノミクス批判をやっている人は、アベノミクスを止めろと言っている。
 つまり、失業者を増やせとほとんどイコールなんです。
 しかも弱者の為にと口で言ってて、奴ら(立憲民主党等)の政策をやったら
 100%失業者が増える。大問題。

 実質賃金を全然下げないで、上げっぱなしにしていくには、どうしたら良いかと
 言うと方向は、2つしかないです。

 賃金を異常に上げる。つまり韓国がやった最低賃金みたいな。
 あれをやると失業が増える。

   (中略)

 滅茶苦茶な賃上げをしないとすれば何をやるかというと給料の安い人
 (先ほどの給与17万円のCさん)をリストラすれば良い。
 すると、平均賃金が上がる。さらに物価を下げれば良いんです。

 これをやった政権が、民主党政権。デフレを放置して、物価を下げる。
 デフレを放置すると失業が増える。すると実質賃金が上がる。

 民主党政権時代が、実質賃金が高くて良かったといっている奴は、失業を増やして
 デフレを放置します
と言っているに等しい。
 これこそ、弱者に対する虐待はないです。

 経済の虐待をやっておいて、私たちは弱者の味方です。嘘をつけ、立憲民主党。
 国民民主党も。
 だから、立憲民主党を嫌い。弱者の為になっていない。

   (中略)

 これは、今一番、立憲民主党にとって、国民民主党にとって言って欲しくない不都合な
 事実なんです。
 あいつらは、実質賃金が手取り賃金だと錯覚させるような、情弱向けの毛鉤・見せ玉を
 投げて騙そうとしている。

 実質賃金は、手取りの賃金とは全く関係ないものです。